“心技体(しんぎたい)”
第8波が来そうです。
東京も心なしか
電車に乗っている人が
減ってきている気がします。
厳しい状況に戻るといつも
次のような質問が増えます。
「キャンセルが増えて苦しいです!」
「来店数も減っているので
すぐ売上があがるテクニックを
教えて欲しいです!」
「教えてもらえますか?」
という感じ。
こういう質問をされる
飲食オーナーさんにはいつも
次のように回答しています。
「そういう質問をしている間は
光は見えないですよ」
売上が苦しい。
なので今すぐ売上を戻せる
テクニックを知りたい。
気持ちが痛いほど分かります。
ただここで少し
冷静になって考えましょう。
「心技体」
日本人が大切にしてきた
武道にゆかりある言葉です。
心(しん)は、心のあり方。
技(ぎ)は、技術。
体(たい)は、肉体。
これら3つの要素が
絶妙に絡み合った時に
力が発揮されます。
上手くいっていない飲食オーナーさんほど、技。
テクニックだけを
知りたがる傾向にあります。
例えば、
「A型看板のキャッチコピーは
どんなテンプレで書けば
フリーの来店が増えますか?」
とかです。
心、そして体が
欠けている状態なので
技を知ったとしても失敗。
結局、損するのは自分。
テクニックに偏ってしまって
遠回りする飲食オーナーさんを
たくさん見てきました。
だからこそ、心技体。
心とは心のあり方、
つまりマインドセット。
例えば、
「素直が一番!」
「常に長期利益を優先しろ!」
「愛と継続」
とか。
体は健康面。
「いろはすよりも
エビアンを飲め!」
「ミートボールは毒だんご!」
「夜更かしするな、
早く寝ろ!」
とか。
技術面だけでなく
これら3つをバランスよく
教えるようにしています。
バランスが整った時にこそ、売上が爆発するので。
逆に、
どれか1つでも欠けていたら
上手くいかないのはある程度
お分かり頂けると思います。
特に、経済情勢が
色々と不安定になる時。
気持ち的にも肉体的にも
何かとガタが来やすいので
あなたにも気をつけて欲しいです。
…。
もし、お客様が減って困っているなら。
いったん技を手放して、そして
心と体を学んでみて下さい。
いかがでしたでしょうか?
あなたにとって
役に立つ、重要な情報を
お届けできましたでしょうか。
「イエス!」
と共感してもらえたら
とても嬉しいです。
では!
安達
人気記事【コロナ】緊急雇用安定助成金の申請書の書き方(記入例あり)
人気記事 【コロナ】雇用調整助成金の期間は延長されるのか?(ほぼ決定)