靴屋よ、靴を超えるな!
知り合いの飲食オーナーさんが
新しくコンサルティング事業を
スタートするみたいです
教えてもらう人が可哀想だから
やめた方が良いですよ!
ってアドバイスすると…
・・・
3月の話。
知り合いのカフェ店長さん、
コロナ禍でも業績好調。
なので自店舗の集客方法を教えたい。
そんな話を伺ったので
歴の長い僕として1つ
アドバイスをしました。
以下、その時の会話です。
…。
店長さん:
「新しく集客コンサルをやるんです」
僕:
「そうなんですね」
店長さん:
「まずはお友達の
定食屋さんにメルマガを
教えてあげたいなと思って」
僕:
「そうなんですね」
店長さん:
「良いアドバイスって
安達さん的にありますか?」
僕:
「アドバイス、ですか?」
店長さん:
「はい、そうです」
「もっとこうした方が良いとか、
他の飲食オーナーさんが
つまづきやすい事とか」
僕:
「なるほどですね」
店長さん:
「あらかじめ知っておけたら
良いなって思って」
僕:
「分かりました..」
「手短に結論だけ先に
店長さんにお伝えすると、
教えるのはやめた方が良いですよ」
「それでカフェに集中して頂いて」
店長さん:
「え?」
僕:
「僕もウソをつくのは避けたいので
失礼かも知れないですけど、
色々と裏側も知った上で言うと..」
店長さん:
「…。」
僕:
「店長さんに教えてもらう方々が可哀想なので」
店長さん
「(怒怒怒)」
僕:
「カフェの世界もきっと
奥深いですよね」
店長さん:
「そうですよ」
僕:
「僕たちと同じ飲食業でも
ステーキ屋さんならステーキ屋さん」
「パスタ屋さんならパスタ屋さん」
「ワインのインポーターさんなら
インポーターさん、みたいに
それぞれの世界があると思います」
店長さん:
「あります」
僕:
「計り知れない深みがありますよね」
「なので何かの片手間で
ダブルワークや副業的に
できるもんじゃないと思います」
店長さん:
「…。」
僕:
「教える仕事も同じなんです」
店長さん:
「でも…、」
僕:
「もう少しだけ
話を聞き続けて欲しいです」
「靴屋よ、靴を超えるな!」
「これ、ラテン語の格言で
日本のことわざで言うと
餅(もち)は餅屋って意味です」
店長さん:
「でも…、」
「うちのカフェで
上手く行ったノウハウなら
きっと定食屋さんでだって..」
僕:
「なので教えてもらう方々が可哀想なんです」
「この意味が分かって初めて
スタートラインに立てる、
そういう別世界があるので」
店長さん:
「…。」
僕:
「ちなみに値段的には
いくらで指導されますか?」
店長さん:
「お友達のお店なので無料です」
僕:
「タダでされるなら
なおさら危険ですよ」
「なぜなら…」
…。
カフェ店長さん、
お気を悪くされてました。
(すみません。。。)
その後。
どうされたのかは僕も
よく分からないです。
今も悩んでいる
飲食オーナーさんが
一人でも救われる事を願います。
さて、4月。
2023年も3ヶ月が過ぎ
1年の1/4が終わりました。
銀座は人がかなり戻っています。
地域的に戻りが
早いか遅いか多少の違いは
きっとあると思います。
ただ、全国的に外出する人が
増えている印象です。
街に人が出始めている時こそ
お客様との関係性がいかに大切か
身に染みて分かります。
なぜなら、今までの行いが試されるので。
ヒマだった時にも
外出控えのお客様とどれだけ
コミュニケーションが取れていたか。
言い換えると、
お客様との関係性を
ジワジワ作れていたか。
メルマガをやれば良いとか
他の〇〇ツールをやれば良いとか
そういう話じゃないんです。
〇〇さえやれば!という次元に
答えって無いんです。
4月の今。
曜日の波が激しいとか
ヒマで焦っている店は
セルフチェック。
まだあと3/4、残っています。
失った1/4はもう
取り戻せないですけど
3/4は今からどうにか出来る。
もし、あなたもヒマで
苦しんでいるなら。
お客様との関係をいかに良く出来るか。
お客様に楽しんで頂いたり
喜んで頂けるか。
良い関係性を築くためにも
基本的な部分を振り返ると
あなたなりの答えが見えてきます。
では!
安達
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