商品に惚れたら負け

マーケティング

私がバーテンダーだった20代前半。

商品に惚れてお客様を
失い続けていました。

こだわりのカクテルを提供している。

こんなにも美味しいのに
なぜ、隣の居酒屋チェーンに
人が流れていくんだろう。

悔しくて悔しくて
仕方ありませんでした。

今なら理由が分かります。

惚れるべき相手を
間違っていました。

惚れるべき相手は
良い商品でもなければ
画期的なアイデアでもない。

惚れ込むべきは、お客様です。

かつての私と同じように
99%の飲食店が間違った考えで
お店をやりくりしています。

そして売上が上がらずに
やらなくていい苦労を続けている。

商品に惚れたら負け。

ご存知の通り、
飲食の世界では商品への
こだわりが賞賛されます。

とても盲信的な風潮で
毒だとすら思っています。

商品に惚れ込むと
お客様の気持ちがだんだん
見えなくなってしまうので。

見えなくなると
他店に流れていきます。

売れない夜の営業終わり、
日報作成が怖かったですし
先々の不安でいっぱいでした。

スポットライトはお客様に当てましょう。

大切な事なのでもう一度
強調させて頂きます。

スポットライトはお客様!です。

…。

お客様は何を求めているのか。

何に対してお金を
払いたがっているのか。

一方、

お店側の私たちは
何を提供できるのか。

こうして読んでいるあなたも
客足がなかなか戻らないとか
悩みを抱えているなら。

商品を忘れて、そして
常にお客様を中心に考える。

たったこれだけでお店が変わります。

変わり始める兆しの1つが
営業しているかどうか
お客様からの確認電話。

「プルル…、プルル…」

「あのー、すみません
 今日、お店やってますか?」

です。

レジ横の受話器がピカピカ光って
音が鳴った時の嬉しさを
今でも覚えています。

最後にまとめ3つ。

1:商品に惚れたら負け
2:スポットライトはお客様
3:1と2の両方

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では!

安達

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